都立大泉高校2年生 第1学期期末試験 英語表現の講評

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定期試験が終了したのも束の間、夏季休暇の課題も揃い始め学習の夏が始まろうとしています。
中高一貫校生の宿題量を拝見させて頂いたところ、夏期講習の指導が楽しみになってまいりました。

今回、生徒に
定期試験の平均点を伺うと、「発表されませんでした。」と言う生徒もいました。
それはつまり、
「学校内の平均点に右往左往することなく、自分が出来なかった所・分からなかった所を明確にして弱点を克服せよ。」
という学校の先生からのメッセージでしょう。

特に大学受験となれば得点を競うのは全国の受験生ですから、
学校という狭い範囲での出来不出来に一喜一憂するべきではない。と考えるべきですね。

今回は都立大泉高校2年生の英語表現の講評をします。

設問形式

大問①択一文法問題

大問②会話文空所補充問題

大問③空所補充問題

大問④暗記英文空所補充問題

大問⑤時制の一致問題

大問⑥空所補充問題

大問⑦空所補充問題

大問⑧並べ替え問題

大問⑨長文問題

大問⑩英作文

難易度

標準~やや難程度の試験だと思います。

出題形式としては語彙力を問う空所補充問題が中心のため65とが多めですが、
きちんと試験勉強をした生徒にとっては試験時間に対して適切な分量であることが考えられます。
その反面、勉強不足の生徒との差が広がりやすい問題とも言えます。

同じ単語・熟語の用法を問う問題が多く、
言葉の意味を辞書で細かく確認しておかなければ回答出来ない問題も多くありました。

英文の意味を素早く判断し、空所を補う力が試されたのだろうと感じます。

設問毎の講評

大問1
助動詞と完了形の用法を問択一問題でした。
受験に頻出の時を表す副詞節と基本的な助動詞の用法を問う出題かつ択一形式であるため、
大問1は完答して欲しいと思います。

大問2
会話文の出題。
会話の流れを読み取り、適切な熟語を補う問題です。
全5問中4問は熟語を補う問題であったが、1問のみ「助動詞+have+過去分詞」の用法を問う問題がありました。

空所補充としては、選択肢より( )を補う適切なものを選ぶ問題です。
正し、注意書きとして「2回用いる単語もある」と書かれていることに注意が必要です。
いづれにせよ、熟語を覚えていないと選択肢に惑わされ、取れるべき点を落としてしまうでしょう。

大問3
2つの英文の空所に適切な同一単語を補う問題でした。

大問4
問題文に「暗記した英文をそのまま書きなさい」という指定が書かれていました。
出題者はこの問題で生徒の学習状況を把握したかったのではないでしょうか。
「暗記した英文」ということは、事前に出題が指示された可能性が高いです。
つまり、試験勉強の最低ラインを確認する問題とも考えることが出来ます。
しかしながら、空所を補う文章量は多いため、完答するハードルは低くありません。

大問5
( )内の語句を変化させ、時制を一致させる問題でした。
時制の一致は苦手とする生徒が多いのですが、
初めのうちは時間軸を線で表すなどして徐々に慣れていきましょう。

大問6
that構文や助動詞を使った重要表現を言い換えで問われる問題でした。

大問7
大問7はここまでの空欄補充問題の総復習的問題でした。
1~6で出題された熟語や成句が再度出題されています。
つまり、「これは身に付けなさい!!」という声援ではないでしょうか。

合わせて、ここで受動態の問題も出題されました。
受動態の疑問文、出来なかった生徒は再確認!!

大問8
並べ替え問題です。
ここまで出題された文法や熟語を踏まえ、並べ替え問題でもう一度知識を問われています。
「大問1~7までに出題された熟語・文法を並べ替えでおさらいしよう」ということでしょう。

また、これまでの出題で分からない個所があっても大問8で確認し、
若番号の問題に戻って解答することが出来るヒントにもなっています。

大問9
大問9はここまでの空所補充とうってかわって、やや長めな文章の読解を含む問題でした。

基本動詞を意訳する問題や前後のから接続詞を補充する問題、
会話の流れを読み取る問題が出題されました。

空所補充で語彙力を問う問題が中心でしたが、ここで読解力と日本語の表現力が問われています。
対策としては、辞書で単語の意味を調べる際に、その場の英文に当てはまるものを確認するだけでなく、
単語が持つ複数の意味と使い方も確認して単語の理解を深めていく必要があります。

大問10
大問10は英作文でした。
まず独自の文章を日本語で書かせた後、
「too~for+人+to…」構文と「so~that+cannot」構文の両方を用いて英文を書かせる問題。
英語表現という名の試験の最終問題に相応しく、これまでの集大成が問われています。
最終問題までの出題傾向として、この英作文は完答して欲しい問題です。

「英語で表現する前に、日本語で自分の言いたいことは表現出来ますか?」
という出題者の意図も感じました。

試験対策

今回の試験は、学校で使用している。
『英語の構文150』と『ブレイクスルー』という問題集からの出題と伺いました。

また問題を拝見すると、時事問題と絡めた英文が時々見受けられます。

次回の試験範囲となる問題集も同じとのことなので、
上記2冊を計画を立てて仕上げ、試験に望んで欲しいと思います。

具体的には、
□定期試験2週間前には試験範囲を1周し、試験前には3周以上している

□問題集はバツがなくなるまで繰り返し解き直している

□文法択一問題はなぜ他の選択肢が不適切かを説明出来る

□試験範囲の構文を理解し、人に説明ができる

これらを毎日コツコツ学習し出来るようにして、試験を迎えて下さい。
語学は毎日コツコツ、ですよ!!

まとめ

今回の試験内容を分析すると、大問毎に出題方式は違えど同じ構文や熟語が問われている問題が多くありました。
それは、問題に対する対応力を身につけて欲しいという出題者の意図といえるでしょう。
空所補充から→言い換え・時制の一致→並べ替え、意訳問題→英作文と順を追って回答させることで、
高校2年生の定期試験ということで大学受験を見据え、、
中堅私立大学の択一問題~国公立大学や難関私立大学の記述問題を解答出来る力がつくように作られていると感じました。

今回の試験範囲ををよく復習し、自分の弱点を克服して、いけば必ず力がつきます。
復習では、正解を確認するのではなく、他の選択肢では不適切な理由も確認し、人に説明出来るようにして下さい。

それでは都立大泉高校の生徒の皆さん、次回の英語表現の試験での健闘を祈ります。

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