せっかくだから難関大学を視野に入れませんか?

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こんにちは!

相変わらず暑いですね。

夏バテなんかしてはいませんか?

今回は、難関大学に受かるためにあれこれ考えてみましょう。

「俺は絶対に東大(難関大学)に入るんだ。」という熱い気持ちを持つこと

当たり前ですが、東大などの難関大学に入るためには入試を受けて、それを突破する必要があります。

その前提として、「何としてでも入りたい」という意志を持っていなければ、合格することは困難です。

受験する決意が無いならば、受験しないでしょうし。

もちろん合格するためには相当な学力が要求されますが、それはいったん置いておいて、まずは本当に合格したいかどうかです。何よりもそこに行きたいという気持ちの有無こそが入試の突破につながります。

高校生当人が「俺には無理だよ。」と思ったり、保護者様も「うちの子は東大なんて科目数が多くて無理だから、もっと下の大学に。身の程を知った方がいいわ。」なんて思っていてはそもそも無理ですから諦めることをお勧めいたします。

ちなみに、私の経験上の話で申し訳ないのですが、「もっと下の大学」などと言ってレベルを下げた方はそこにすら受からないことが多いです。

 

志望校の受験情報を仕入れること

「受験は情報戦である。」と言っても過言ではありません。

そもそも、東大入試には何教科何科目が要求されるのか、配点はいくらか、出題形式さえ知らずに合格することはあり得ないでしょう。

センター試験と2次試験の比率は1:4で2次試験重視の試験です。

2次試験は、記述・論述形式の問題です。

例えば、東大の文科各類を受験するのであれば、2次試験で国語(現文・古文・漢文が出題され、150分・120点満点)、数学(1A2Bが範囲で100分・80点満点)、英語(リスニングも含み120分・120点満点)、地理歴史(日本史・世界史・地理のうちから2科目選択で150分・120点満点)を受験しなければなりません。

それなのに、受験科目にはない「現代社会」を一生懸命に勉強しても試験対策ではあまり得策ではないでしょう。

また、論述主体の試験を課す東大受験において、早慶上智の受験対策のように異様に細かい一問一答集の用語を暗記しても入試突破にはあまり役に立たないといってよいでしょう。

また、穴埋め式の問題やマーク式の問題をひたすらやっても仕方のないことです。

もちろん最初のうちは、知識を補充するという点においてそれらの問題集は役に立ちます。でも必ず卒業する日を設けてください。

またマーク式などの問題集を使うのであれば、なぜ他の選択肢がダメなのかをきちんと説明できるようにして下さい。特に地理歴史ではその訓練が2次試験の論述に生きてきます。

 

試験が要求する能力を養成すること

答案作成能力

上記のように、東大受験を突破するためには、「制限時間内に要求に見合った答案を作成できる能力」が必要なのです。

とすれば、採点官が読んで納得するような答案制限時間内に作成する能力が必要というのはお分かりいただけることでしょう。まずは数学や理科の答案の書き方を見直してみてはいかがでしょうか?

君が書いた答案は日本語による説明が全くなく、式の羅列になってはいませんか?

入試は残念ながら解答用紙に書かれたものだけで判断されます。

式と答えだけしか書かれていない答案よりも、しっかり根拠も書いてある答案が評価されるのは当然です。

もしかしたら、「正解はしているが式と答えだけの答案」よりも、「計算の間違いはあるもののしっかり根拠が書いてあり理解がうかがえる答案」の方が高く評価されることもあり得ます。

また、設問の要求を満たした表現になっているかがポイントです。

例えば、「変化」を書くことが要求されているの際に、前後の両方をかけているのかを点検していただきたいです。

いかに正しい知識を羅列しても問題の要求に見合っていなければ、合格点にはならないでしょう!

 

制限時間内に書ききること

いくら素晴らしいことを思いついたとしても制限時間内に解答用紙に表現できなければ無意味です。

残念ですが得点になりません。

ダラダラ学習せずに、もう少し時間を意識して学習した方がいいと思います。

勉強はしているのに成績が上がらない方でありがちなのは、制限時間内に処理を仕切れないことです。

必ず時間を測って問題演習をして下さい。

 

「質の高い」勉強をすること

「質の高い」勉強をしてください。

勉強時間が長ければいいってものでもないし、闇雲にたくさん問題を解いていくことではないのです。

勉強の本質はできなかったことをできるようにすることにあります。

言い換えるのであれば、自分の能力を上げるためのものです。

とすれば「質の高い」勉強とは「出来なかったことをできるようにする」ことに他なりません。

筋力をつけるのと同じように、勉強でも能力を上げるには、やはり、それなりの負荷が必要となるでしょう。

ただ、その時が一番学力がつく時なのです。

そもそも得意科目や出来る問題は「分かる」から解いていて楽しいです。

でも、それはできることを繰り返しているだけで何も能力は上がってはいません。

当たり前ですが、苦手分野や弱点を1つ1つ潰していくことこそが志望校合格への近道なのです。

 

合格最低点から自分が取れそうな現実的な合格点を割り出すこと

合格最低点を知ること

東大は合格最低点を公表しています。

最難関の理科3類を除外すれば、その他の科類は総合得点で63パーセント程度取れれば合格できるのです。

簡単に東大入試を説明します。

東大の前期日程の場合、文科・理科各類問わず、センター試験(110点満点)と2次試験(440点満点)の合計550点満点から合否を決定します。

センター試験は900点満点を110点に圧縮して換算されます。センター試験での成績を基にして第1段階選抜(俗にいう「足切り」)が行われますので、それを突破しないと2次試験を受験することはできません。

2次試験は例えば、理科各類において、国語(80点満点)、数学(120点満点)、外国語(120点満点)、理科(2科目選択で120点満点)です。

理科2類を例にとれば、2016年の合格最低点が315点/550点です。

センター試験で85パーセント(換算点93点)得点できたと仮定して、残りの222点以上を2次試験で取ればよいということになります。

 

自分の特性を考えて現実的な目標得点を考える

数学があまり得意ではない方が東大受験をすると仮定したとき、

「東大の国語は古文・漢文が平易でしっかり学習すれば何とかなりそうだと思えば40点を目標にしよう。

東大の英語は、そこまで難解ではないので頑張れば80点を得点できそう。

理科も何とか2科目合わせて65点くらいを目標にして、苦手な数学は簡単な問題1問完答して部分点をかき集めて40点を取ろう。」

というように自分の得意不得意を加味したうえで、現実的な目標得点を出していきましょう。

そのために「何を」「いつまでに」「どのように」すべきなのかを考えましょう。

捨て科目は作らないでくださいね!苦手があるのは仕方がないですが、苦手科目がゼロでは難関大合格は困難ですから!結局バランスが大切です!

難関大学に合格できる生徒は結局何だかんだ言って、実力をつけて、最終的には苦手科目を克服していきます!

難関大学受験するからといって完璧主義に陥らないこと

完璧主義の弊害

東大などの難関大受験を心に決めた後、やる気に満ち溢れてくる高校生が多いですが、彼らが陥りがちなのは「完璧主義」です。

「東大生は全科目完璧なんだろうな。ならば俺も全科目の教科書の内容は100パーセント理解してやる。問題集では1問のミスさえも許さない。難問も100パーセントできるようにしてやる。」

こんな風に考えてしまいがちです。立派だとは思います。

しかし、それでは難関大に一直線ではなく、2次曲線になりかねません。

完璧主義の先に待っているのは絶望感と無力感です。

時間的な制約や科目の多さを考えると完璧主義なんてものはそもそも不可能です。

上記で申し上げた最低点等を考慮すればそんなことは望まれてはいません。

 

基礎~標準を確実にすることが合格への近道

「東大生は全科目完璧」というのは、大いなる誤解であり、正しくは「教科書レベルの問題や問題集の基礎問題は100パーセントできて、標準以上の問題も手がつくし、応用問題にも対応できる」ということになるのではないかなと思います。

問題集の難問や超難問をスラスラと解ける東大合格者はほんのわずかです。

大半の東大合格者は、基礎問題と標準問題はほぼ100パーセント取りこぼさずに解けて、応用問題にある程度対応できる受験生だったのです。

現にセンター試験すら80パーセント程度を得点できれば1次試験は突破できるのだし、2次でも合格するのに要する得点は6割程度なのですから、もっとリラックスして勉強していただきたいです。

みんなができる基礎~標準問題を絶対に落とさないように気をつければ結果はついていきます。

 

では、その基礎力や標準問題を確実に解く力はどのように身に着けるのか?

□学校の授業をきちんと受けること。

当たり前ですが、学校の授業は利用しましょう。タダではないのだし。

しかも、中高一貫校は難関大への進学実績が高いのだからそれなりのノウハウが確立されています。

中高一貫校生は優秀な先輩方や優秀な教師がいて、恵まれているのだから。その環境を利用しないのは非常にもったいないことです。

学校の授業や教科書や問題集をしっかり活用して、元を取ろうとする姿勢が大切です。せっかく授業料を納めているのですから元を取るくらいの姿勢でたくましくいきましょう!

 

□小テストや豆テストでも手を抜かないこと。

小テストや豆テストもしっかり対策することがその近道となっております。

生徒諸君を見ていると、小テストや豆テストを侮っている方がいますが、決して侮ってはいけません。

塵も積もれば山となっていきます。しかも学校側が学習のサイクルを作ってくれているのですから、利用しない手はないでしょう。小テストや豆テストは定期試験範囲の一部で大体そのまま出題されるのだし、後々定期試験前に一からやらなきゃならないと思うと面倒でしょう?それに小さなもので手を抜くようでは大きなことはできませんよ。

中高一貫校や進学校に通っている諸君で難関大学に行きたいという志があるならば、小テストや豆テストは毎回満点は当たり前でしょ!という状態にしておいてください。

 

□定期試験で良い得点を取ろうと努めること。

高校生(特に2,3年生)は自分が受験で使用する科目は学年で上位にランクインするくらい一生懸命対策してください。だからと言って受験で使用しない科目の授業は聞かないという姿勢はあまりお勧めできません。補習や最悪留年といった事態になりかねません。そうなると余計に時間がとられてしまいますから。

そのような科目は授業内に集中して聞いて、その場で覚え、テスト前にノートやプリントを見て思い出せるくらいにしておいてください。

 

□模試を有効活用すること。

模試の成績は気にしないでください。模試はできなかった部分をできるようにするためのツールです。そこであぶりだされた弱点をひたすら克服していくという姿勢でいきましょう。模試は新たな勉強材料を手いれるという姿勢でいきましょう。

もちろん全国のライバルと切磋琢磨するという気概を持ち、挑むのもいいことです。

また、なるべく模試は知り合いがあまりいない環境で受けえる方がいいです。実際の入試には知り合いがいることは稀です。入試のような臨場感を体感することも模試が果たす大きな役割の1つです。

 

まとめ

以上好き放題述べてきましたが、当たり前のことの積み重ねこそが皆さんが難関大学に合格するためのカギとなります。当たり前のことが当たり前のようにできるようにしましょう。

最初は「こんなこともできないのか?」と周りから笑われてしまうことがあるかもしれませんが気にしないことです。

訓練次第で今後飛躍的な成長をすることができますから。

出来ないことや成績が悪いことを恥ずかしがらないでください。それを何とかしないままの方が何十倍も恥ずかしいことです。

小さなことからステップアップして、当たり前の水準を高めていきましょう。

あと、大きな夢を持ったっていいじゃないですか?大いに結構です!

ただ、その夢を必ずかなえてください!そのためにできることを全力でやってください!

私は夢を持っている子を応援します。

それでは、皆さんの夏休みが充実するのを心から願っています!

 

 

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木元 佑太朗

木元 佑太朗

東京大学文科1類入学、法学部卒業。 子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。 科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。 趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。

コース紹介 中高一貫校生・高校生対象

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