【学生必見】ケアレスミスの原因となくす4つの方法 後編

前回、ケアレスミスを無くそうということで、ケアレスミスの種類とその解決法について途中まで書きました。
今回はその続きです。

③:計算ミス

数学におけるケアレスミスの筆頭がこの計算ミスです。
小学生から大学生、果ては社会人まで遍く年代でこのミスをする人がいます。

計算ミスを全く無くすことは難しいですが、減らすことは出来ます。

今から減らす方法について書いていこうと思ったのですが、他の先生が計算ミスに関して既に下のリンクで詳細な方法が書かれているので、割愛します。

数学の点数をワンランク上げる「計算ミスを劇的に減らす7つの方法」

7つの方法で計算ミスを劇的に減らそうというものです。
特に計算ミスが多い人は必ず目を通しておきましょう。

④:写しミス

このミスについて、殆どの生徒は
こんな簡単なミスしたことない!!
と声高に否定するのですが、実はケアレスミスで一番多いのはこの写しミスです。
先生がやるミスもこれが一番多いですし、ケアレスミスといえばこれと言っても過言ではないでしょう。
この写し間違いという現象は、単に書いているものを写し間違えるだけではなく、頭のなかで勝手に異なることをしてしまうことも指します。
例を挙げると

(a-b)(a+c)=a^2+a(c-b)+bc
上の式は-bcなのですが、+bcになってしまっています。
これは計算ミスでしょうか?
展開をした際に-b×c=bcと計算を間違えることなどあり得るでしょうか?
これは写し間違いの一つです。
頭のなかで勝手に-b×cがb×cと間違って認識したためこのような間違いになってしまうのです。
掛け算が足し算になっていたり、前の行でマイナスだったものが次の行ではプラスに変わっていたり、英語の文章で私が主語だったのに、英作文で書く際にHeとしてしまうのも、この写し間違い系のケアレスミスです。
「私は」という単語の意味を「He」と思っているわけではないですからね。

文章を書く時の誤字脱字もこれが原因の物が多いです。
漢字を間違えたとかではなく、「てにおは」を間違えていたりするものですね。
頭のなかで浮かんだ文章をそのまま手で書いている際に、違う文字を書いてしまうのです。
後はレストランで注文しようと思っていたものと別のものを注文してしまうのも、これが原因ですね。
カレーライスを頼もう思っていたのに何故か「ハンバーグ定食下さい」と言ってしまうというあれもそうです。

なぜこのようなミスが起こってしまうのか。

このミスは生徒のみならず学校や塾の先生もすることがあります。
なので、このミスをする理由は単に「生徒が未熟だから」の一言で片付けられるものではありません。
では、何故「写し間違い」などという、一見ありえないミスをしてしまうのでしょうか?

並列作業による写し間違い

学校や塾の先生がこの写し間違いをする大きな要因の一つとして、
他のことを考えたり、行ったりすること
が挙げられます。
生徒にどういう説明の仕方をするか
この説明が終わった後にどういう流れの授業をするか
などを考えながら、黒板やホワイトボードに問題などを書くと、他のことに意識が取られてしまうため、写し間違いが起きる
というものです。
他のことについて考えたり、作業したりする方向に意識が取られれば取られるほど、この写し間違いは増えていく傾向にあります。
生徒の皆さんも、何かに気を取られたりしながら問題を解くと、変なミスが出ていると思います。
ながら作業は、老若男女問わずミスの頻度が増えます。問題を解く時は解くことに集中しましょう。

何も考えず、ボケーッとしながら作業する。

自分の計算過程を書く際に、一つ一つの流れを追わず、ボケーッと単純作業のつもりで、計算や英作文などの問題を解く場合も、この写し間違いはよくあります。
集中しましょう。

単なる書き損じ

もちろん、そのような作業を意識して、集中しながら行っても100%写し間違いが無くなるかというとそうではありません。
きちんと、頭に浮かんだものを清書しようとしていても、どうしてもミスが出てくることはあります。
その際は、一文書いたら、その文が正しいか確認してから、次の文を書く、などしましょう。

確認の難しさ。

計算ミスや、単語ミス、条件ミスとこの写し間違いの大きな違いとして、書いた後の間違い探しの確認の難しさがあります。
写し間違いは、「頭では正しいことが思い浮かんでいるにも関わらず、書く時に違うことを書いてしまう」というものです。
その為、自分で間違い確認をする際に間違った箇所を見ても「頭が勝手に正しい形に認識してしまう」ことがよくあります。

確認法

1:できる限り客観的に読み直す。

自分の書いたものというのは、一般的に添削が難しいです。

それでも、スペルミスや、本当の計算ミスはある程度修正できますが、上に書いた通り、写し間違いのミスに関しては、自分の頭のなかで勝手に修正して正しいことと認識してしまうことがよくあります。

なので

できる限り第三者的視点に立って読み直すことが一つ重要になります。

他人の書いた答案を添削する気持ちで読み直ししましょう。

タイミングをずらして2回読み直しをする。

人間は自分の書いた文章に写し間違いがあっても中々気づかないという話を上でしました。

しかし、自分が書いた文章でも、時間が経ったものに関しては、ミスを見ただけで分かる、ということがよくあります。

これは、時間が経ったため、その文章を客観的に見れるようになるからです。

テストのように、限られた時間でそのようなことをすることは難しいですが、解いた後即座に見直し→全ての問題を解いた後にもう一度見直しという風に時間を置いて2回見直しするだけでも、一度目に気づけなかったミスに気づける場合もあります。

まとめ

計算ミスに関しては過去の素晴らしい記事を見ましょう。

写し間違いは、一見するとあり得なさそうなミスに見えますが、非常に多いです。

人間である以上、ミスは必ず起きますが、減らすことは出来ますし、ミスが少ない人はきちんとミスが少なくなるような方法を普段から取っている人が多いです。

このミスは理解度とは関係ないから仕方がない

と言い訳するのは一度やめ、ミスを減らす方法を試してみては如何でしょうか。

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堤健之

堤健之

個別指導塾WAYS 吉祥寺教室 室長 教育で感銘をうけた言葉は山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

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2017年03月22日