心配事が、あなたの勉強の邪魔をする時に。

■撮影用にレンタルした施設にて撮影を行っています。■イメージです。

人間誰にでも、心配事というものを抱える時期というのはあるものです。むしろ、人生の中で、心配事や不安が一切ない状態でいることのほうが少ないでしょう。そのくらい、みんな色々なものを抱えて生きているものだと思います。しかし、いくら個人個人がどんなことを抱えていようと、そんなものはお構いなしに、テストや模試がやってくるわけです。そういった複雑な心理状況との、自分なりの向き合い方をご紹介致します。

誰にでもそういう時期はある

何かに追い詰められていたり、深く傷ついてしまったりすると、自分だけが不幸で、自分だけがつらい目に合っていると思ってしまいがちです。

実際は、そんなこと全くありません。

先ほども申し上げました通り、全員が全員、悩みや不安を抱いているものなのです。クラスで毎日笑顔のあの人も、普段あまり会話しないあの人も、何かしらの重りを心に持っています。とはいえど、不安の渦中にいる本人は、自分の悩みが特に重大で、大変なものではないのか、という錯覚に陥ってしまいがちです。

しかし、案外みんなそんなものなんです。

そして、そういう悩み事は、一か月もすれば「あんなくだらないことで」なんて笑い飛ばせるようになるはずです。笑い飛ばせないような大変なことであったとしても、絶対いつか「思い出」になるはずです。

実際そうですし、そう思い込んでください。

冷静に考えて下さい。心配事がどうであれ、それが理由でテストの点数まで覚束なくなってしまうと、負の相乗効果で、どんどん学生生活は悪い方向へと流れて行ってしまうかもしれません。

ここはひとつ、勉学に励むことで悩みから遠ざかってみてください。

そうすることで、心が晴れるかもしれません。悩みでウジウジしていても、なんの解決にもなりません。負の相乗効果に飲み込まれて、学生生活をさらに台無しにしてしまう前に、一度勉強に没頭してみると、違った世界が見えてくるはずです。

悩み事があるときの勉強法

悩み事があると、いざ勉強をしようとしても、なんだか気乗りがせず、心もとない気分になってしまい、うまく集中する姿勢になれないかと思います。

なので、じーっと見てられるだけの暗記物をやろうとしてしまいがちですが、その選択は良くないです。暗記物ですと、手を動かさない分、頭で取り組む部分が強い科目ですので、悩み事や気に病む事があるときにやるべきものではないのです。おそらく、取り組んでみたところで、暗記がいつも以上に効率良くいかないことが分かると思います。
悩み事があるときのテスト勉強は、数学を、特にいうと「簡単な計算問題」から始めてください。
計算問題は、基本的に手を動かすのが中心です。テスト範囲に該当する問題集のstepAやstage1といった、基礎的で地道な計算問題を20分程取り組んでみてください。

タイマーで20分の時間を測って、10~15問ほどでボーダーラインを決めて、やってみるのです。

集中しようと思う必要はないです、ただ「自分は計算を解くだけのロボットになったんだ」とでも自己暗示を掛けて、無心で手を動かしていれば良いのです。すると、取り組んでいる間に、自然と脳が勉強をする姿勢に切り替わりますので、そのまますんなりと学習に入ることができます。

途中で悩み事が頭をよぎったら、また時間を測って勉強に取り組んでみてください。時間を測っている、という切迫感により、いやでも手が動くはずです。

七時間の睡眠は確保

そんなに時間ねえよ!なんて突っ込まれてしまいそうですが、ストレスや心の乱れに一番効果的なのは睡眠です。嫌なことばかりが続いている場合、睡眠を沢山とることで一気に吹っ切れることもあります。睡眠は人間のその日の出来事を脳内で整理してくれる役割を持っています。

ゆえに、嫌なこと悩み事で少し冷静さを欠いていた脳内状況も、睡眠次第で均衡を取り戻したりするのです。不安を和らげてくれることもあります。沢山寝たらいつの間にか気が晴れた、ということもあるでしょう。

どんな人も、ストレスや不安とどう向き合うかについて悩んで、自分なりの対処法を生み出していくのだと思いますが、睡眠以上に効果的なものはそうそう無い、と断言したいです。

勉強が一通り片が付いたら

テスト間近に悩み事でウジウジして、その結果として点数が下がり、負のスパイラルに陥ってしまうことは全然良いこととは言えませんし、感心出来たものではありません。

しかし、テストが終わり、時間に余裕がついても、ずっと勉強だけに閉じこもっているようになってしまっては、それも決して良いことではありません

物事には優先順位というのがあります。

テスト間近におけるおおよその生徒さんの優先順位が勉強であったとしても、テストが終わった後においての優先順位は、人によって大きく異なるでしょう。

もし、あなたの悩み事が、あなたの優先順位において上位にあるのであれば、是非しっかりと問題と向き合って、悩めるだけ悩んでみてください。

あなたが今直面している壁は、乗り越えさえすれば、大きな後ろ盾となってくれるはずです。

そこでも「勉強に閉じこもる」というのは、ただの言い訳です。あなたが苦しんで悩むことは、あなた自身を成長させます。そして、何事にも代えがたい経験となって、あなたを強くさせるはずです。

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小泉生

小泉生

個別指導塾WAYS 駒込教室 室長 小泉生 早稲田大学社会科学部卒。「教養は人生を楽しくする」をモットーに、日々生徒たちの学力向上に励んでいる。受験での経験を活かし、誰もが楽しく学習できる勉強法の確立を目指す。趣味はピアノ、絵を描くこと。

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2016年05月26日