単語帳実践例を紹介。単語帳の使い方でお困りの方は必見

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今回は実際にWaysの講師たち20人にどのような単語帳を、どのように使い勉強していたのかという実践例を聞いたので紹介したいと思います。
人によって勉強法に違いがありますので、みなさんも参考にして自分に最適な方法を探してください。

どんな単語帳を使っているのか?

1冊の単語帳をやりきる 13人

英単語帳を1冊のみやりきった人は20人中13人でした。大学受験に必要な単語量が莫大だから複数の単語帳を覚える必要があると思う人は多いようですが、1冊でなんとかなる場合もあるようです。因みに単語帳の種類は
Target1900 7人
システム英単語 4人
EG4500 1人
DUO 1人
Database 1人
ということです。
Target率の高さに戦慄を覚えますが、学校指定という方が5人なので、学校でも好まれている単語帳ということがわかります。因みにシステム英単語、データベースも全員学校指定とのことです。学校で指定されている単語帳をしっかりやりきればある程度の実力が付くようです。

複数冊の単語帳を使う。 6人

20人中、複数の単語帳を覚えたという人は6人いました。単語帳にも、レベルがあるため、単語の数を出来るだけ覚えたいという人にとってみれば、複数の単語帳を覚えるというのは普通なのかもしれませんね。
どんな単語帳の組み合わせだったかというと

速単標準上級+リンガメタリカ
キクタン黄色+キクタン青色
インストーラー+速読英単語+早慶上智の英単語
塾のPCソフト+鉄壁
Database+Target1900
多い人は3冊も単語帳を使っていました。

やらなかった人1人

1人だけ「英単語なんて単語帳で覚えなかった。」という方もいました。あまりオススメはしませんが、自分の単語力に絶対の自身がある方はわざわざ単語帳に手を出さないという選択肢もあるのかもしれませんね。

いつ頃から単語を本格的にやり始めたのか?

多くの学生が本格的に英単語を覚え始めるのは大学入試を念頭に置き始める時期だと思います。実際講師の方々はいつから単語帳を用いて単語を覚え始めたのでしょうか?

高校1年から 13人

おおよそ過半数の人が高校1年から英単語帳を用いて単語勉強していたようです。
もちろん、学校で単語帳の範囲から単語テストがある場合などもあるので、そのように学校がテストしてくれる環境にある人は単語の勉強を始める時期も相対的に早くなるようです。
この時期から勉強を始めた人の半数は高3の時点で英単語帳を覚えるという作業を殆どしていないようです。たまに出して確認をする程度ということで、早めに勉強しておくと、その分あとが楽になりそうですね。

高校2年から 2人

文理選択が終わり、受験を意識せざるを得ない状況にありながら、学校生活も謳歌したいこの時期から英単語帳を用いて勉強を始めた人は2人です。
この2人は高3になっても単語は勉強を続けていたとのことです。覚える量が多いので、すべて覚えるには年単位の時間がかかるようですね。

高校3年から 4人

高校3年から始めた人は4人でした。こう見ると「遅くない?受験なんて間に合わないでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、受験とは受験科目の総合なので、他の科目がきちんとできていたり、文法事項など、英語の他のところがきちんと出来ていれば遅く始めても、単語にかける時間を増やす余裕があるのでどうにかなるようです。勿論、単語にかける時間は1年から始めた人より多くなるでしょう。
一番遅い人は高3の夏休みから単語を覚えたそうですが、その人は一日の勉強時間の半分を英単語に充て、1週間で単語帳を3週したそうです。これは、他の科目に余裕があるからこそできる芸当ですね。
「Waysの先生でも高3から単語をやり始めている人がいるから自分もまだやらなくていい」などと思っている人は、文法など、他の分野や他科目の成績をきちんと加味しましょう。

大学から 1人

単語帳を持ってなかったと答えた方は大学に入った後にTOEIC用の単語帳を買って勉強したそうです。この方は単語帳で勉強しなくても勉強できたという特別な人なので、真似しないようにしましょう。

どういう時に単語を覚えていたのか?

単語用の勉強時間を確保してやっていた 10人

自宅や学校、塾などで単語を覚えるための時間を専用で確保している人は10人でした。動機としては「きちんとやる時間を決めたほうが効率がいいと思ったから」という人が多いようです。
また、勉強時間を確保して単語の勉強をしていた人の7割の方は書いて単語を覚えたそうです。机が無いと書くという作業はできませんから、書いて覚えるという人は勉強時間を確保した方がいいかもしれません。

暇な時に単語を覚えた 9人

一方、単語を覚えるために勉強時間を確保するのではなく、電車の中や、寝る前の暇な時間に単語帳を開いて覚えるという人も9人いる結果となりました。理由は「単語をただ覚えるのに勉強時間を使うのは時間がもったいない」「電車に乗っていて暇だから」「他の勉強に飽きた時の箸休め」など、人によって理由は異なりますが、ガッツリ時間を取って覚える必要はなく、暇な時間に少しずつ覚えれば十分という考えの人は空いた時間にやる傾向があるようです。

どこまで覚えていたのか?

単語を覚えると言っても
1:「単語を見て意味がわかる」
2:「意味を見て単語がわかる」
3:「単語が書ける」
4:「単語の発音、アクセントがわかる」
5:「その単語の派生語、関連語もわかる」
など、覚えることは様々です。Ways講師の人はどこまで覚えていたのでしょうか。

1:「単語を見て意味がわかる」 全員

単語を見て日本語の意味がわかる、というのは、単語を覚える上での必須事項のようです。

2:「意味を見て単語がわかる」全員

こちらも全員が該当していましたが、「覚えていたら、意図せずこちらも出来た」という人もいるようです。

3:「単語が書ける」13人

学校で単語テストなどがある人達にとって、英単語がきちんと書けるというのは当たり前と思うかもしれませんが、大学受験の際、英単語は書けなくてもどうにかなる場合もあるため、無理にスペルを覚えないという人も何人かいたようです。

4:「単語の発音、アクセントがわかる」15人

発音、アクセントを気にして覚えている人は、実は単語を書けるように覚える人より多いという、面白い結果が分かりました。
覚える理由として「単語を見てれば発音やアクセントはなんとなく覚えられる」や「むしろ、発音やアクセントがわからないと覚えられない」といった意見が多かったです。
覚えない理由は「発音やアクセント問題はセンター試験だし、国立志望ではないため」「単語帳ではなく、センター対策で専用に覚えた」などでした。

5:「その単語の派生語、関連語もわかる」9人

派生語、関連語を覚えた人は9人と半数以下でした。半分以上の人は見出しの重要単語のみを完璧にしていたようです。
また、覚えた人の中でも「派生系で意味が微妙に変わるもののみきちんと覚えた」「派生・関連でも太字のものなど重要そうなものだけ覚えた」という人が5人いるので、皆さん取捨選択して必要そうなものを覚えるというのが一般的なようです。
ちなみに、単語帳だけでなく長文を読んでいる際などにわからなかった単語なども全てノートなどに書いて覚えたという人が2人程いました。
やった理由としては「わからない単語があるのだから覚えておいたほうがいい」だそうです。凄いですね。
やらない理由は「単語帳に載ってる単語を覚えれば、分からない単語があっても文中の中で大体意味がわかるから」「入試本番でもわからない単語があるのは当たり前だから、分からない単語があっても英文が読めるようになる必要がある。」などでした。

まとめ

参考になりましたか?
単語を本格的に覚えるタイミング、覚えるための時間、覚え方は人それぞれです。
皆さんも自分にあったやり方で単語を覚えてください。

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