2016年から英検が変わる!4つの変更点と対策法

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この記事では、中高生に受験者が多いと思われる英検2級~5級の試験に関する変更点とその対策、最後にどの級にも共通する勉強法をまとめていきます。
変更と言っても身構える必要はありません。正しい方向を向いて努力すれば必ず受かります。

全級共通の変更点

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一次試験、二次試験とも採点方法の仕様が変わります。皆さんが知っておくべきことは以下2点です。
1.毎回変動していた合格点が固定化される
2.正確な自己採点ができなくなる
今後の合否判定は、「独自に算出されるスコアが合格基準スコアを上回るかどうか」で決定します。
それに伴い従来までの自己採点は使えませんが、大まかな判断はできます。以下をご覧ください。

準2級の一次試験の例です。※細かいスコアの算出は推定です。
~2015年まで~(全体問題数の6割程度で合格)
A君  リーディング:45/45 リスニング:8/30→合計53/75で約7割、合格!
B君  リーディング:23/45 リスニング:30/30→合計53/75で約7割、合格!

~2016年から~(合格基準スコアに届いていれば合格)
※準2級の合格基準スコアは878(分母は1200)
A君 リーディング:600/600(42/42) リスニング:160/600(8/30)→合計760/1200で不合格!
B君 リーディング:300/600(21/42) リスニング:600/600(30/30)→合計900/1200で合格!

このように、リスニングをおろそかにしていたA君は変更後の英検の場合落ちてしまします。一次試験に関しては、

リスニング(と英作文)は超重要だ!!

対策

準2級まではリスニングが、2級はリスニングとライティングがとーっても大事になります。直前期はやりまくりましょう。このページの最後に英検の勉強の進め方も書いているのでご覧ください。

5級と4級にスピーキングテスト導入

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従来の一次試験(筆記試験+リスニング)に加えて、自宅や学校のパソコン、タブレットを用いた録音形式のスピーキングテストが導入されます。しかしながら、

一次試験に合格してればスピーキングテストの結果がどうであろうと合格です!

自宅でも受けられそうなので、3級から本格的に始まる二次試験、スピーキングの準備運動といったところでしょうか。

対策

リーディング、リスニングをバランス良く勉強しましょう。今までと変わらないですね。スピーキングテストは親や英語の出来る友達に受けてもらってはダメですよ。絶対ですよ?

準2級の問題数減少、長文空欄補充が難化

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準2級の大問2(会話文)が8問から5問となり、3~5級と同じ問題数になります。その代わりに大問4のAB(長文空欄補充)が、一語を選択肢から選ぶ形式から、複数語を選択肢から選ぶものになるので、難易度は少しだけ上がります。

対策

問題数が減った分、長文に時間が取られることが予想されるので、長文が苦手な方は演習量を増やしましょう。リスニングが大事なのは言うまでもありません。

2級に英作文が導入、その他変更点多数

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一番変化の多い2級ですが、簡潔にまとめると

英作文が導入されるよ!

整序問題がなくなるよ!

長文空欄補充は少し難化するよ!

試験時間が10分伸びるよ!

となります。

さて、ライティングテストと呼ばれる英作文が登場します。80語から100語内でテーマに沿って書き上げるタイプです。採点方法の変更も相まって受験生にとっては大きな壁となることでしょう。また、英作文の導入によって整序問題(5問分)が削除されます。
そして準2級と同様に長文の空所補充問題は、一語ではなく複数語から成る選択肢から選びます。問題数は8問→6問に変更となります。
これらの変更に伴い、試験時間が10分延長し、75分→85分となります。

対策

英作文は一次試験の1/3を占める大事なファクターです。使う文法などに指定はないので、簡潔な文を書くことを心掛けてください。80語以上書くことになるのである程度書き慣れていないと対応は難しいです。こちらに英検からのガイドがありますのでご一読を。

変更がないもの

3級リーディング試験内容に変更はありません。
各級リスニング内容に変更はありません。
3級以上の二次試験の内容に変更はありません。
気を付けるのは採点方法の変更に関してのみです。
3級の安定感半端ない…

英検の勉強って何するの?どうやるの?

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リスニング(+英作文)で稼いでいきます。

なぜならリーディングに比べて問題数が少ないのに得点の割合が同じだからです。
特に1週間前からは毎日この2つの勉強をしてください。
英検対策の期間ですが、2週間~1ヵ月ほど時間をかければ十分対策できます。それ以上かけるつもりなら学校の勉強でもしてください。全く無駄とは言いませんが結構無駄です。

<対策開始~1週間前まで>単語!単語!単語!
パス単シリーズを使って徹底的に単語を暗記してください。英検の合否は単語力で決まります。自分が学校などで習っている場所以外の文法を勉強するのは時間と手間が半端ないのですっぱり切っちゃいましょう。
パス単は頻出度別にまとめられており、サイズもコンパクト化されているので持ち運びにも便利です。
また、せっかく現代に生きてるんだからタブレットやスマホにアプリを入れるのも良いですね。
暗記法はWaysルールを活用しましょう。ちゃんと覚えていますか?

<1週間前~当日まで>演習!演習!演習!
7日間完成シリーズを繰り返し解きましょう。
特にリスニング、英作文は毎日欠かさず解いてください。慣れていくに連れて得点が伸びていきます。
思うように伸びていかなければ語彙力不足です。単語力強化に励んでください。
もし不安な方は2週間ほど前から前倒しで進めていきましょう。
過去問もたくさん解いてください。英検のサイトから直近3回分の過去問が手に入ります。
※2016年5/30時点では、直近3回分は全て変更前の試験になっているので2級以上を受験の方は特にお気を付けください。

まとめ

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2020年の英語4技能入試に向けて英検も動き出しました。4技能とは、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングのことを指します。現状ライティングに関しては2級以上しか関係ありませんが、近いうちに何かしらの形で各級に食い込んでくるでしょう。一次試験に関しては、

バランス良く勉強すること

ここからは皆さんが頑張る番です!幸運を!

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太田秀彦

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2016年05月30日