夏休みの残り期間でしてもらいたいこと

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こんにちは。

お盆真っただ中ですがいかがお過ごしでしょうか?

親戚と集まったり、いろいろと楽しいことがたくさんありますよね!

しかし、水を差すようで申し訳ないですが、お盆が来たということは夏休みもあと残りわずかということを意味しています。

「学校なんか行きたくないよぉ~(泣)」なんて新学期に憂鬱にならないように、この時期にしっかりやっておいてほしいことがあります。

 

夏休みの宿題をきちんと終わらせておくこと

当たり前ですが、夏休みの課題をきちんと終わらせることを優先させてください。

 

夏休みの宿題はよい復習材料となる

皆さんの夏休みの宿題のワークを見ていますと、今まで学習した事項を復習するうえで効率が良いように作られています。

それゆえに、是非ともしっかり取り組んで、既習事項を定着させてください。

どうせ提出しなければならないのですから、主体的に臨んでください。

いやいやながら仕方なくやるのでは人生もったいないですよ!

与えられた環境を最大限活用していこうではありませんか!

そんな風に逞しい中高生であることを皆さんには期待しています。

 

日割りで分量を把握すること

学校によっては膨大な課題が出されているかもしれません。

「こんなの終わらないよぉ~」と嘆き、宿題を放置した挙句、未提出のまま終わってしまうという最悪の事態は避けなければなりません。こんなことをしたら、課題点が0点か、最悪の場合ペナルティーとして大幅な減点につながって、将来の自分を苦しめてしまいます。

どれくらい残っており、あと何ページくらいあるのかを把握して、1日にやるべき分量を算出してください。

案外、何とかなりますよ!!!

見かけはすごいかもしれませんが、宿題の分量を残りの日数で割れば、毎日コツコツやれば十分こなせる程度の量になると思います。

まずは冷静になってくださいね!

 

期日を守り、質をある程度確保すること

夏休みの宿題の意義ですが、私は長期的な計画を自分で立ててそれを自ら遂行することにあると考えております。

中学生や高校生の皆さんはまだ子供です。

宿題を出さなくても、もしくはちょっと遅れて提出してもちょっと学校の先生に叱られるか、成績から減点される程度で済みます。

しかし、大人になり社会に出てから同じようなことをやっていてはいかがなものでしょうか?

おそらく、社会的な信頼関係を築くことは不可能となるでしょう。

大人になれば強制力はなくなりますが、その代わり自己をきちんと律していかなければなりません。

その時にはもう、子供の頃のように叱ってくれる大人はおそらくいないでしょう。

今はまだいい。叱ってくれるやかましい大人がいるからいやいやながらまだやれると思います。

しかし、本当に怖いのはそういう存在がいなくなった時です。

強制力から解放されます。自由を手に入れられます。

ただ、その時に、己を律し、やらなければならないことをきちんとできるかどうかです。

今から受動的な姿勢ではこれから先が怪しいですよ。

それゆえに、宿題や課題は計画を立てて主体的に取り組んでくださいね!!

期日までに必ず終わらせて提出してください。

しかも半端なままではいけませんよ。やっつけ仕事でもいけませんし、ただ答えを写したりするのもいけません。そのようにするのであればせめて内容を理解をしようという努力は欲しいです。

「答えを写す」というスピード重視の学習をした以上、課題テストが夏休み明けにあるのでしょうからそこでいい点数を取ってやろうという気概は持ってください。

ある程の度質や内容を意識しながら宿題に取り組んでください。

半端な仕事では信用は得られません。

 

宿題が終わった場合には復習と予習をすること

もう夏休みの宿題が終わっているというしっかりした生徒さんは、ご褒美として遊んでもいいですが、遊びだけではもったいないので、今後の学習の貯金をしてください。勉強は投資した分だけ確実に自分の元に帰ってきます。やって損はありませんよ。

 

夏休み明け課題テストに備えること

前述したように夏休みの宿題ワークは既習事項の復習という点に関しては効率が良いので、しっかりこなしている生徒さんは一通り復習をすることができたと言ってよいでしょう。

ただし、夏休みの課題をやりっぱなしではいけないので、定期的に見直して、夏休み明けの課題テストの準備もしていってください。見直す際には、当然ですが、すでにできていることよりも、できなかったことを徹底的に復習するのがいいです。

弱点を1つ1つ潰して能力を高めて行きましょう。

 

2学期の予習をすること

課題テスト対策をするのと同時に時間を有効活用しましょう。

具体的に言えば、2学期の内容も少し予習してみることをお勧めします。

最初はパラパラと教科書を見て「へぇ~、2学期はこんなことを学ぶんだねぇ~。」くらいの感覚で構いません。

まずは薄く広くある程度学習したら、今度はじっくり学んでみましょう。

時間に余裕のある今の時期に、ある程度下地をこしらえておくといいですよ。

そういう状態で新学期を迎えられれば、授業の受け方も変わってきますし、集中度も違ってきます。

今後の学習の定着度も全然違ってくると思いますので、余力があれば是非とも予習をしてみましょう。

 

まとめ

夢のような長期休みがもうすぐ終わってしまいます。

皆さんが憂鬱な気分になるのは仕方がないことかもしれません。

巷では「サザエさん症候群」なる言葉があります。もしくはブルーマンデー症候群(Blue Monday)という言葉をご存知の方も多いとは思います。

端的に言えば、学生や社会人などが、学校や勤務が始められる月曜日を憂鬱なものとして捉えることを言います。

「サザエさん」は日曜日という楽しい休日の終わりの象徴のように我々日本人は捉えているのかもしれません。

しかし、その憂鬱な気分を緩和できるのは、入念な準備とやるべきことをやったという充足感です。

やるべきことをやり、入念に準備したのであれば自信をもって新学期を迎えられるはずです。

「やれることはやった。」という自信は憂鬱感を緩和するのみならず、むしろ新学期を迎えることを、「楽しみなもの」に変えることができるでしょう。

やるべきことはしっかりやり、入念に準備して、もっと言えば勤勉に暮らして、月曜日や休暇明けこそを楽しみにできるようになってください。

好き放題書いてきましたが、皆さんの夏休みとこれからの日々が充実することを期待しています!

 

 

投稿者プロフィール

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木元 佑太朗
東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。

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